作業前の事前準備について。
前回FDDドライブが必要と記載したが、やりようによってはFDDドライブは必要ない場合もあります。
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それについては後述しますので、まず事前準備。
後からXPを導入するわけですから、既にWindows7が稼動している前提です。
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事前準備
- Windows7のコントロールパネルからデバイスマネージャーを起動し、各ドライバが何を使用しているか確認する。
- 特に “IDE ADA/ATAPI コントローラー” を忘れないように。ここに記載されているドライバが「F6フロッピー」で選択するものです。
- ネットワークアダプタも忘れずに。
- CD起動可能なXPインストールディスクか確認する。CD起動可能でないのであれば、インストール用起動FDDを作成しなければならない。
- 可能なのであれば、SP3適用済のCD起動可能なインストールディスクを作成しておく。
- 出来ればパーティションは3つ以上にしておく。当然1つはWindows7、もう1つはXP用、3番目はドライバ用。
- 最初に調べたデバイスドライバの各XP用ドライバを検索して探し、3番目の区画にダウンロード、解凍等を行い使用可能な状態にしておく。
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そして後々便利になるので、下記のものをドライバ同様ダウンロードしておく
- EasyBCD – デュアルブートにするのに便利。というかこれなしには考えられないと思う。
- インテルプロセッサー識別ユーティリティ - これは無くても問題ないが、気休めにはなるし、確認もできる。
- Intelの INF アップデート・ユーティリティー - これは必須だと思います。自分のPCのチップセットを調べて自分にあったものを準備してください。
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あと、あれば助かるのが、USBのネットワークアダプタですね。
XPインストール後にネットワークアダプタがうまく動作しない時に、USBに接続してネットにつながればありとあらゆる場面で役に立ちます。
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冒頭で「FDDドライブが必要ない場合」と書きましたが、その条件は
- CD起動可能なXPインストールディスクがある。
- IDEモードでインストールし、後からAHCIに切り替える。
上記の組み合わせのときです。
だって、AHCIドライバを読み込む必要がないですし、3番目の区画にダウンロードしてあれば、FDDはいらないですよね。
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では、今回はここまでです。
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