XP-HomeのプリインストールマシンをXP-Proにアップグレードして使用していました。
XP-Proは製品のアップグレード版です。
そのマシンのアプリでMSDEを使用しているものがあり、マシン名が固定で、違うマシン名にすると、データベースが読めなくなってしまいます。
そのマシンが時々、動作が異常におそくなってしまうので、ケースを外してマザーボードを見てみました。
そうしたらCPUの上部のクーラー部分の留め具が外れて無くなっていて、クーラーがCPUから離れて浮いていたのです。
遅くなる原因は、熱が逃げないからだと判断しました。
対応を考えて、データベースのバックアップをとり、違うマシンにアプリをインストールしようと思ったところ、肝心のアプリのインストールCDがありません。
給与計算・法定調書系のアプリで、かなり古いバージョンのCDはありましたが、肝心の最新版がありません。
税率やらなんやらが関連してくるので、かなり古いバージョンのものでは問題が出てきそうです。
それにもともとのマシンはいつ熱で故障してしまうかわかりません。
そこで、私がとった対応方法は、先日友人からもらったマシン(XP-Homeプリインストール)のHDDのパーティション容量を変更し、問題のマシンのHDDをコピーし、XPとXPのデュアルブートにする方法です。
まず、新マシンのパーティションの容量を減らし、空き容量を確保、その後古いマシンのHDDをパーティションごとコピーし、ブートマネージャーを修正し、XP-HomeとXP-Proのデュアルブートにしました。
ところが、各マシン違うメーカーのマシンでハードウエア構成も全く異なります。
XP-Proを起動したところ、「ハードウエア構成が大幅に変更されたので・・・」とメッセージが出てきて、XP-ProのインストールCDとプロダクトキーの入力を求められました。
前述のようにXP-Proはアップグレードの製品版でしたので、CD挿入、プロダクトキー入力、アクティベートで、なんとか起動できました。
ところが、XPの状態はSP3の適用直後と同じ状況で、既に適用されていたはずのUpdateは元に戻ってしまい、MicrosoftUpdateのやり直しです。
ユーザー情報等は保持されていて、問題のアプリもマシン名は変わっていないので、とりあえず問題なく動作している雰囲気です。
違うメーカーのPCなので、プリインストールのOSのままでは、今回のような対応は出来ないと思われます。
これはMicorosoftのアクティベートの仕様でプリインストールのXP(俗にいうOEM)はBIOS等でメーカーのチェックをしているからです。
(詳細はご自分で調べてくださいね・・・)
今回の私の方法は、製品版のXP-Proだったので、アクティベートできましたが、この方法自体も問題があるかもしれません。
給与計算は現在は違うメーカーのアプリに変えているので、今回の対応は一時的なものです。
現在は、ブートマネージャーに
XP HomeEdition と XP Professional の二つが表示され、使い分けてます。